土曜日、みんなで高野山に行って来ました。
冬のちょっとしたハイキングのつもりでいたら、意外にも日本史の勉強?!になって、面白かったです。また、天気も良く、心地いい程度の寒さで、よいリフレッシュになりました。
高野山といえば、空海によって真言宗が始められた地、というぐらいしか認識がありませんでしたが、実は、政治の表舞台と密接に関わっており、まさに歴史が詰まっている場所なんですね。
どの時代も、為政者たちはみな、同じことを考えるもの。
宗教の力を借りて、権力を誇示・拡大しようとする。
戦国時代、信長による比叡山の焼き討ちは有名ですが、
高野山の僧侶も同様に信長に狙われていた。
しかし本能寺の変で信長が倒れると、今度は秀吉が高野山を我がものにしようとする。そして、現在の金剛峰寺の前身を建立した。
なので、金剛峰寺には、秀吉の好きそうな安土桃山時代特有の派手な屏風絵がたくさんありました。
その後江戸時代には、徳川家が高野山を菩提寺(先祖の墓を建てる寺)と定めたことにより、様々な有力者がそこに墓や碑を建てるようになります。有名な赤穂浪士の墓や松尾芭蕉などの俳人の碑もありました。
近現代においては、戦没者の墓(ビルマ犠牲者の墓が印象的だった)や、震災犠牲者の墓、そして企業による功労者や従業員の墓などもありました。
企業による墓は、PRを兼ねて建てられているものもあり、クボタ、パナソニック、UCCなどの有名企業が、墓石でのロゴやオブジェを連ねてました。
で、そんな中で、私たちの笑いを誘った墓石が一つ。
「しろあり/やすらかに眠れ」
by社団法人日本しろあり対策協会
あんまり可笑しかったので、帰ってきてネットで調べたら、
実際に、駆除したシロアリの慰霊祭というのを定期的に行っているとか。
http://homepage3.nifty.com/LEAD-HOUSE/unchiku.htmlどんな慰霊祭なんや・・・めっさ気になります。
しかし、宗教によって権力を誇示するのではなく、
宗教によって、憎い敵(シロアリ)をも、いたわろうとする心を持つことが出来たなら、平和な世の中になるかもしれませんね。
・・・などと、マジメにしめてみました。^^
posted by piccolo at 02:13|
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